森の風ようちえんからのお知らせ
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2012,1,19 ふふ☆はははブログ更新しました
「森の風」はこうして始まりました
たわわに実る田んぼの真ん中をくるまで走っていたときのことです。
「大変!私はお米が作れない!どうしよう・・・何と言うことだ・・自分の食べるものすら作れないなんて」と突然思ったのです。それはおそらく、千草に住むようになって、農のある生活を身近に感じ、人として生きる自信をその中に読み取ったからだと思うのです。
いのちの感覚の薄れていく社会の中で、子ども達が活き活きと自分のいのちを生きるためにはどうしたらよいか・・・それを自分のテーマとして向き合ってきました。ひとつは「農のある生活」、ひとつは「自然の中に子ども達を委ねる」。この二つのことがキーワードだという事は10数年前、幼稚園に復帰したときから頭にありました。それが自分の問題としてはっきり降りてきたのは「お米が作れない」という衝撃を受けたときでした。
原野に戻っていた田んぼを田んぼへと復元し、お米作りを始めたのは2005年でした。お米一粒ずつ苗箱に蒔き、成長したら田んぼに植え、草取りをし、水を調節し、穂が出てくるのに感動し、お米のずっしりと実るのを何度も手で確かめ、一株に何粒あるのか何度も数え、その間、幾度と無く耕作している人達から話を聞き・・・収穫を迎えたときの喜び。
早朝、朝もやの中でお米の芳しさを感じ、薄暗くなる中で蛍の光ってくるのを蛙と共に眺め、ヒグラシの声に涼しさを感じ、鳥たちの無き交わす声に鳥の姿を探し、トンボ達の素晴らしい飛行技術に見とれ、アケビの実るのをサルと共に待ち、木の葉の色の移り変わりに時を忘れる喜び。
そのようなことを体験して初めて、いのちは決してひとつでは存在し得ない・・・無数のいのちと共に生かされている・・私たちの小さな脳では計測できない数限りないいのちの繋がりの一部として私たちは生かされていることを田んぼの風に吹かれて感じるのです。
子ども達に私たちが出来ること、それはそのようないのちのつながりの中で生かされていることの喜びを共に喜んでいくこと・・・
その田んぼ作りが原点となって2007年に「森の風」は出発しました。
